第21回 月の縦孔のアストロバイオロジー的意義 (小林憲正)
横浜国立大学でアストロバイオロジー,特に化学進化と生命の起源の研究をしております。アストロバイオロジーの観点から,月の縦孔の意義を考えてみたいと思います。 生命の起源を考える上で,宇宙との関連を考えることは不可欠です…
UZUMEメンバーからのコメントです
横浜国立大学でアストロバイオロジー,特に化学進化と生命の起源の研究をしております。アストロバイオロジーの観点から,月の縦孔の意義を考えてみたいと思います。 生命の起源を考える上で,宇宙との関連を考えることは不可欠です…
落ち葉の舞う季節となりました.宇宙科学研究所の大槻真嗣と申します.UZUMEでは投てき装置を利用した縦孔内探査を提案しております. 何千年もの昔から人類は車輪を利用し,重量物を効率的に遠方へ移動させるすべを獲得してき…
月の縦孔の存在により月に溶岩チューブの存在がする可能性が高くなっています。私の勤務する山梨県富士河口湖町には富士山の噴火によって流れ出した溶岩流によって形成された溶岩洞穴が多数あり、6件が国の天然記念物に指定されており…
今回は縦孔の探査が、どのようにして月の海ができたかという大きな謎を解く鍵になることを話します。 地球から見てウサギのように黒く見えるのが月の「海」と呼ばれる領域です。アポロ計画で持ち帰られた岩石から、月の「海」は溶岩でで…
月縦孔のことを知ったとき、久々に「月面基地」のことを思った。子供の頃、粗い白黒のテレビ画面に映し出された月面を飛び跳ねる飛行士の映像を観たときも、やはり月面基地を思っていた。ノートの頁に密かに「夢の月面基地」の内部構造…
国立研究開発法人の放射線医学総合研究所で、緊急被ばく医療研究に携わっています。実験マウスを用いて、高線量放射線障害の再生医療技術を開発しています。春山さんとは留学先のカリフォルニア工科大学でお会いして以来、2…
「UZUMEの人々」をごらんの皆さま,こんにちは,慶應義塾大学の石上と申します.月や火星の表面を移動して探査するロボットの研究を主軸に,様々な極限環境で使えるロボット技術を目指して日々研究開発をしております. 私が,月の…
電磁気・プラズマ環境担当の西野真木と申します。春山さんとは特に月周回衛星「かぐや」の頃からご縁があり、UZUMEにもお誘い頂きました。 宇宙空間は真空だ、という言葉を耳にすることがあります。実は「真空」の定義にもよる…
機構系担当の豊田工業大学の古谷(ふるたに)と申します。 本学では「難環境作業スマート機械技術研究センター」が設置されており、そのメンバーとしても活動しています。真空、高温などの物理的に活動が困難な環境や、状況を判断す…
UZUME ミッションで探査用センサの検討を担当している西堀です。宜しくお願いします。 実は月の縦孔を発見した春山さんとは宇宙科学研究所の学生だったころからの知り合いです。当時、春山さんたち宇宙研の学生でチームを組み…