UZUME(ウズメ)とは

uzume2この月・火星の縦孔・地下空洞探査計画”UZUME”(ウズメ)は、日本の神話「古事記」に出て来る天宇受賣命(アメノウズメノミコト)という女神様から名前を頂きました。

アメノウズメノミコトは、太陽の神である天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸にお隠れになり、世界中が真っ暗になった(天岩戸隠れ)時に、踊りを踊って神々を笑わせ、天照大神が天岩戸から出て来られて、世界が光を取り戻すのに貢献した女神様です。

誰も見たことのない月の縦孔・地下世界に光を当てる、という意味を込めて、ウズメの名前を頂きました。

もう一つの理由は、この月の縦孔・地下空洞探査計画をプロジェクトにしようと、本格的な研究を開始したのが、古事記が書かれて1300年紀の2012年でした。そして、UZUME1号機で最初の探査をしたいと考えているのが、日本書紀が書かれて1300年紀の2020年ですので、日本の神話の神様から名前を頂きました。

2020年は東京オリンピックの年に当たり、日本の科学技術力とともに、日本の歴史の長さも、世界に向けて発信したいとの願いも込めています。